Relay For Life JAPAN ★2008 in SHINYOKOHAMA が14日(土)~15日(日)、日産スタジアムで開催されました。がんと闘う人々を支援し、がんを克服された人々の勇気を讃え、がんで亡くなられた人々を偲び、そしてがんを恐れない社会を目指すというこのイベント。1985年アメリカワシントン州・シアトル郊外でアメリカ対がん協会のゴルディークラット医師が始めたもので、マラソンが得意な同氏が陸上競技場を24時間回り続けるなか、一緒に回る友人たちが30分ごとに25ドルを寄付するという形で、1日で2万ドルを超える寄付金が集まりました。お金だけでなく、24時間を歩き続けるなか参加者の間にがんと闘う連帯感が生まれたのです。ここからリレー・フォー・ライフは大きく広がり全米5000か所以上、世界20か国で行われるようになりました。
当日はサバイバーと呼ばれるがん患者さんやがんを克服した方々を先頭にしての一斉ウォークを皮切りに、24時間のリレーウォークがスタートしました。みんなそれぞれのペースで歩いたり、間で行われる音楽やダンスイベントを見たり、テントで行われている各種イベントに参加したり、とさわやかな初秋の2日間を思い思いに過ごしました。夜にはメッセージを書き入れた紙バッグのなかにろうそくを灯すキャンドルナイト、ルミナリエも行われました。最後は手形スタンプを集めた大段幕を掲げたラストウォークで、絶え間なく人から人へ受け継がれた24時間のリレーを終了しました。
実をいうと、内容の説明をいくら聞いてもなぜウォーキング?とよくわからなかったのですが、実際に歩いて、いろいろな形でがんばっている人たちと触れ合っていくうち、このイベントの素晴らしさに感動が生まれてきました。希望とか勇気とか言葉では簡単な単語になってしまうけれどもそれでは表せない熱いものが心に灯った、とでもいいましょうか・・・。身内や友人にがんの人がいない、という方はいないことでしょう。来年はもっともっと多くの方に声をかけて参加したいと思っています。
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